理科 / 植物のなかま分け

理科-4択問題-植物のなかま分け-難しい

中学1年・植物のなかま分け(難しい)レベルの四択問題10問

問題1

維管束がなく、明確な根ではなく仮根(根状器官)を持ち、地上に見える緑色の個体が配偶体として優勢である。胞子で増え、水がある場所でよく見られる植物の仲間はどれか。

  1. コケ植物(維管束がなく仮根をもち配偶体が優勢で胞子で増える)
  2. シダ植物(維管束があり根・葉・茎をもち胞子で増える)
  3. 裸子植物(維管束があり種子を作り種子は露出している)
  4. この中に答えはない
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正解:1番(コケ植物(維管束がなく仮根をもち配偶体が優勢で胞子で増える)) 解答の補足:コケ植物は維管束を持たず仮根をもち、地上に見える緑色の体が配偶体で優勢に生活し胞子で増えるため該当する。

問題2

葉が大きな羽状の「葉(羽片)」になり、葉の裏側に胞子嚢群(ソーリ)が並び、地下に真正の根があり、胞子で増える仲間はどれか。

  1. シダ植物(羽状の葉と葉裏のソーリをもち胞子で増える)
  2. コケ植物(小形で仮根をもち胞子で増えるが羽状の大型葉を持たない)
  3. 被子植物(花と種子をもつ)
  4. 裸子植物(種子を作り球果などをつける)
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正解:1番(シダ植物(羽状の葉と葉裏のソーリをもち胞子で増える)) 解答の補足:羽状の大きな葉と葉の裏のソーリ、地下の真正根という特徴はシダ植物の特徴であるため正しい。

問題3

針状の葉を多数持ち、球果(松かさ)のような構造をつけ、種子は果実に包まれず裸出している植物の仲間はどれか。

  1. 裸子植物(針葉や球果をもち種子が裸出している)
  2. この中に答えはない
  3. シダ植物(胞子で増え種子や果実を作らない)
  4. コケ植物(維管束を持たず小形である)
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正解:1番(裸子植物(針葉や球果をもち種子が裸出している)) 解答の補足:針葉や球果をもち種子が果実に包まれないのは裸子植物の特徴であるため該当する。

問題4

花を咲かせ、受粉後に子房が発達して果実をつくり、種子が果実の内部に包まれている仲間はどれか。

  1. 被子植物(花を咲かせ子房が果実になり種子を包む)
  2. 裸子植物(種子は果実で包まれない)
  3. シダ植物(胞子で増え花を咲かせない)
  4. コケ植物(花や果実を作らない)
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正解:1番(被子植物(花を咲かせ子房が果実になり種子を包む)) 解答の補足:花と子房→果実、そしてその中に種子が含まれるという特徴は被子植物に当てはまる。

問題5

葉の葉脈が平行脈で、花の構成要素(花弁など)が3の倍数で、根はひげ根(繊維状根)が発達している植物は単子葉類か双子葉類か。該当する仲間はどれか。

  1. 単子葉類(葉脈が平行、花部が3の倍数、ひげ根が発達する)
  2. 双子葉類(葉脈が網状、花部が4または5の倍数、主根を持つことが多い)
  3. 裸子植物(花を咲かせず種子が裸出する)
  4. シダ植物(胞子で増える)
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正解:1番(単子葉類(葉脈が平行、花部が3の倍数、ひげ根が発達する)) 解答の補足:並行脈・3の倍数の花部・ひげ根は単子葉類の典型的特徴であり、条件に合致する。

問題6

花が小さく色やにおいが目立たず、花粉の量が多く粒子が軽い植物について、この植物の主要な受粉方法はどれか。

  1. 風媒(目立たない花と大量の軽い花粉は風による受粉に適する)
  2. 昆虫媒(花が目立ち蜜やにおいで昆虫を誘う必要がある)
  3. 自家受粉(開花形態や花粉の性質から常に自己受粉する)
  4. 水媒(水面を使って花粉を運ぶ植物特有の方法)
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正解:1番(風媒(目立たない花と大量の軽い花粉は風による受粉に適する)) 解答の補足:目立たない花・大量で軽い花粉は風に乗せて運ぶ形質であり、風媒が主要な受粉方法である。

問題7

カエデのような翼の付いた種子(翼果)は主にどの方法で散布され、その形の利点は何か。

  1. 風散布(翼があることで空気抵抗を受けて遠くへ運ばれやすい)
  2. 動物散布(動物の体に付着して運ばれる)
  3. 水散布(水に浮かんで流れに乗って移動する)
  4. 自家散布(植物自身の力で直近に飛ばす)
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正解:1番(風散布(翼があることで空気抵抗を受けて遠くへ運ばれやすい)) 解答の補足:翼は空気の抵抗を利用してゆっくり落ちるため遠方へ飛散しやすく、風散布に有利である。

問題8

同じ種類の種子20個ずつで行った実験。A群(20個):種皮をさかれ(傷つけ)処理→18個が発芽。B群(20個):種皮をそのまま→6個が発芽。A群とB群の発芽率をそれぞれ示し、この結果から種子の休眠の主な原因を判断せよ。

  1. A群発芽率=90%、B群発芽率=30%、休眠は種皮による物理的休眠である
  2. A群発芽率=85%、B群発芽率=30%、休眠は種子内部の低い生存率による
  3. A群発芽率=90%、B群発芽率=20%、休眠は生理的休眠(化学的抑制)である
  4. A群発芽率=80%、B群発芽率=30%、休眠は温度による環境的要因である
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正解:1番(A群発芽率=90%、B群発芽率=30%、休眠は種皮による物理的休眠である) 解答の補足:A群18/20=90%、B群6/20=30%であり、種皮の損傷で発芽率が大幅に上がったことから種皮が発芽を阻害する物理的休眠が示唆される。

問題9

ある木の幹を輪切りにした断面で、年輪(濃淡の同心円状の輪)がはっきり見えた。この植物は木本(木のように幹が発達する)か草本(地上茎が一年で枯れる)か。該当するものはどれか。

  1. 木本(年輪を作る維管束形成層が発達するため木本である)
  2. 草本(通常年輪を作らない)
  3. コケ植物(木のような幹を作らない)
  4. シダ植物(年輪を示す太い木質幹を作らない)
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正解:1番(木本(年輪を作る維管束形成層が発達するため木本である)) 解答の補足:年輪は維管束形成層の活動で生じるため、年輪が明瞭なのは木本(樹木)の特徴である。

問題10

コケ植物とシダ植物について、地上で主に目に見える世代(配偶体=配偶世代/胞子体=胞子世代)がそれぞれどちらであるか正しく表しているものはどれか。

  1. コケ植物は配偶体が主要に見え、シダ植物は胞子体が主要に見える
  2. コケ植物は胞子体が主要に見え、シダ植物は配偶体が主要に見える
  3. コケ植物もシダ植物も配偶体が主要に見える
  4. コケ植物もシダ植物も胞子体が主要に見える
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正解:1番(コケ植物は配偶体が主要に見え、シダ植物は胞子体が主要に見える) 解答の補足:コケでは緑色の葉状・茎状体(配偶体)が目立ち、シダでは大型の葉状体である胞子体(栄養的に優勢な世代)が目に見えるためこのように区別される。