問題1
トウモロコシの種子を割って中を観察したところ、子葉が1枚であった。この観察からこの植物がどのグループに属すると判断するのが最も適切か。
- 単子葉類である。
- 問題文の条件を取り違えると「双子葉類である。」と考えられるが、この設問では成り立たない。
- 子葉の数だけでは分類できない。
- 胚乳の有無でのみ区別できる。
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正解:1番(単子葉類である。)
解答の補足:子葉が1枚であることは単子葉類の特徴であり、子葉数の観察だけで単子葉類と双子葉類を区別できるためです。
問題2
茎に葉が互い違いに1枚ずつ付いている葉のつき方は何と呼ばれるか。
- 互生である。
- 対生である。
- 輪生である。
- 無秩序につく(不規則である)。
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正解:1番(互生である。)
解答の補足:葉が茎の各節に1枚ずつ交互に付く形を互生といい、対生(同じ節に2枚)や輪生(複数枚)と区別できます。
問題3
草本の茎を横断面で観察したところ維管束が茎の周辺に輪状に並んでいた。このことからその植物は主にどの群に属すると判断できるか。
- 双子葉類である。
- 問題文の条件を取り違えると「単子葉類である。」と考えられるが、この設問では成り立たない。
- 維管束の並び方は葉序で決まるので判断できない。
- 維管束が輪状なら単子葉類である。
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正解:1番(双子葉類である。)
解答の補足:草本の茎で維管束が輪状に並ぶのは双子葉類の特徴であり、単子葉類は散在することが多いです。
問題4
鉢植えを透明な袋で覆って数時間後に袋の内側に水滴が生じた。この現象の最も適切な説明はどれか。
- 葉の気孔から蒸散した水蒸気が袋内で冷えて水滴になったためである。
- 植物が夜間に水を生成して袋内に放出したためである。
- 土の表面が蒸発して上昇し、袋の内壁で凝結したためである。
- 袋の素材が水を吸って再放出したためである。
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正解:1番(葉の気孔から蒸散した水蒸気が袋内で冷えて水滴になったためである。)
解答の補足:植物は葉の気孔から水蒸気を放出(蒸散)し、袋内の水蒸気が冷えて凝結すると内側に水滴ができます。
問題5
受粉と受精の後の発生について正しい組合せはどれか。
- 胚珠は種子に、子房は果実に発達する。
- 胚珠は果実に、子房は種子に発達する。
- 胚珠も子房もどちらも種子になる。
- 胚珠は花粉と合体して果実になる。
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正解:1番(胚珠は種子に、子房は果実に発達する。)
解答の補足:受精後、胚珠は胚や種子になる部分で、子房は周囲の組織を変えて果実になります。
問題6
一般に、表面と裏面がはっきり分かれる普通の葉(陽生葉など)で気孔が多く存在する場所として正しいのはどれか。
- 葉の裏面に多い。
- 葉の表面に多い。
- 葉の基部に多い。
- 葉全体に均等に分布している。
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正解:1番(葉の裏面に多い。)
解答の補足:多くの陸上植物では気孔は裏面に多く、直射日光による水分損失を抑える構造的利点があります。
問題7
タマネギの球根(鱗茎)とジャガイモの塊茎が持つ器官の変形について正しい説明はどれか。
- タマネギの鱗茎は肥厚した葉の変形で、ジャガイモの塊茎は肥厚した茎の変形である。
- タマネギの鱗茎は肥厚した茎の変形で、ジャガイモの塊茎は肥厚した葉の変形である。
- 両方とも根が肥大したものである。
- 両方とも花の茎が肥大したものである。
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正解:1番(タマネギの鱗茎は肥厚した葉の変形で、ジャガイモの塊茎は肥厚した茎の変形である。)
解答の補足:タマネギの鱗茎は鱗片と呼ばれる肥厚した葉の変形、ジャガイモの塊茎は地中茎が肥大したものです。
問題8
受粉と受精の違いとして最も正確な説明はどれか。
- 受粉は花粉が柱頭に付着することで、受精は花粉管を通って精細胞が卵細胞と結合することである。
- 受粉は花粉が飛ぶことで、受精は花が咲くことである。
- 受粉と受精は同じことである。
- 受粉は雄しべと雌しべが物理的に接触することで、受精はその後に花が落ちることである。
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正解:1番(受粉は花粉が柱頭に付着することで、受精は花粉管を通って精細胞が卵細胞と結合することである。)
解答の補足:受粉は花粉の柱頭への付着という受容の過程で、受精はその後に花粉管を介して精細胞と卵が結合する細胞融合の過程です。
問題9
根毛の主なはたらきについて正しい説明はどれか。
- 根毛は吸収面積を広げて水や無機塩類を効率よく吸収する。
- 根毛は光合成で養分を作る。
- 根毛は植物体を立たせる支持組織としてのみ働く。
- 根毛は花粉を受け取るための器官である。
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正解:1番(根毛は吸収面積を広げて水や無機塩類を効率よく吸収する。)
解答の補足:根毛は細長い細胞で根の表面積を増やし、土壌中の水分や溶けた養分を吸収しやすくします。
問題10
茎の切り口を色水(着色した水)に差し、しばらくして葉の維管束に色が入った。この実験から水を上方に輸送している組織として結論できるのはどれか。
- 木部(道管)が水を上方に輸送している。
- 師部が水を上方に輸送している。
- 表皮が水を上方に輸送している。
- 根冠が水を上方に輸送している。
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正解:1番(木部(道管)が水を上方に輸送している。)
解答の補足:着色水が茎の維管束の中でも導管(木部)を通って葉に達するため、木部(道管)が主に水を上方に輸送していると判断できます。