問題1
発展(中学範囲外を含む):この設問は対数を用いる中学校の基本範囲を超えた扱いを含む。用語の意味と前提条件は問題文中で確認する。 同じ楽器で出した音について、ある音の周波数がちょうど2倍になったとき、人が聞く「高さ(音の高低)」はどう変わるか。
- 聞こえる高さは1オクターブ高くなる(周波数が2倍で1オクターブ上がる)
- 聞こえる高さは1オクターブ低くなる(周波数が2倍で1オクターブ下がる)
- 聞こえる高さは変わらない(楽器が同じなら高さは一定である)
- 聞こえる高さは2倍に感じられる(高さの主観値が周波数に比例する)
解答を見る
問題2
同じ周波数の音について、振幅(空気の振れ幅)が小さくなると、聞こえる「大きさ(音の強さ)」はどう変わるか。
- 聞こえる大きさは小さくなる(振幅が小さいほど音圧が小さいため)
- 聞こえる大きさは大きくなる(振幅が小さいと耳が敏感になるため)
- 聞こえる大きさは変わらない(周波数が同じなら大きさは一定である)
- 聞こえる大きさは周期的に変化する(振幅変化が拍を作るため)
解答を見る
問題3
音の速さは一般に固体・液体・気体でどの順に速く伝わるか。(代表例として鉄、海水、空気を想定)
- 固体 > 液体 > 気体
- 液体 > 固体 > 気体
- 気体 > 液体 > 固体
- 固体 > 気体 > 液体
解答を見る
問題4
室内で自分の発声から壁の反射音(エコー)が返って来るまでの時間が1.5 sだった。空気中の音速を340 m/sとすると、観測者と壁との距離はどれか。
- 観測者と壁の距離は255 m
- 観測者と壁の距離は510 m
- 観測者と壁の距離は113.3 m
- 観測者と壁の距離は34 m
解答を見る
問題5
長さ0.85 mの筒が「一端閉、一端開(開閉管)」である。空気中の音速を340 m/sとすると、この筒で生じる最低の共鳴(基本振動)の周波数として正しいものはどれか。
- 50 Hz
- 100 Hz
- 200 Hz
- 400 Hz
解答を見る
問題6
周波数256 Hzと260 Hzの音を同時に鳴らすときに生じる拍の速さ(1秒間に生じる拍の数)はいくつか。
- 4 Hz
- 256 Hz
- 8 Hz
- 516 Hz
解答を見る
問題7
両端が固定された長さ1.0 mの弦が第3振動(第3倍音、3腹)で振動しているとき、この弦上の波長と第1振動(基本)との波長比として正しいものはどれか。
- 波長 λ = 0.667 m、基本振動の波長の1/3になる
- 波長 λ = 0.333 m、基本振動の波長の1/6になる
- 波長 λ = 2.000 m、基本振動と同じ長さになる
- 波長 λ = 1.500 m、基本振動の3/4になる
解答を見る
問題8
音をよく吸収する材料の特徴と、代表例・吸収される理由を1行で示したものとして正しいものはどれか。
- 特徴:柔らかく多孔性で厚みがある。例:吸音ウレタンフォーム → 空気の振動が孔や繊維内で摩擦により減衰するため
- 特徴:硬く平滑で薄い。例:アルミ板 → 音波が板に当たると吸収されるため
- 特徴:薄く軽くで隙間が多い。例:竹格子 → 空気が自由に出入りするため吸収が大きい
- 特徴:色が暗くて光を吸収する。例:黒い布 → 光の吸収が音の吸収を助けるため
解答を見る
問題9
静止した観測者に向かって速度20 m/sで近づく車が440 Hzのクラクションを鳴らしている。音速を340 m/sとすると、観測者が聞く周波数として正しいものはどれか(音源が近づく場合の公式 f’ = f·(v/(v−v_s) を用いる)。
- f’ = 440 × 340/(340−20) = 約468 Hz
- f’ = 440 × 340/(340+20) = 約416 Hz
- f’ = 440 Hz(周波数は変わらない)
- f’ = 440 × (1 + 20/340) = 約480 Hz
解答を見る
問題10
点音源からの音について、観測点までの距離を2倍にしたときに受ける音の強さ(単位面積あたりの音のエネルギー)はどう変わるか。
- 音の強さは1/2になる(距離に反比例する)
- 音の強さは1/4になる(距離の2乗に反比例する)
- 音の強さは変わらない(音源の出力が一定なら距離は関係ない)
- 音の強さは2倍になる(遠ざかると拡散が減るため)